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ANTHOLOGY

スナップは時代の目撃行為だ。

異国と言うにはあまりに近すぎて。

韓国 韓国-ソウル

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何故、あの時ずっとソウルへ行っていたのか、この頃自問自答を繰り返す。

'05年から始まり、'11年迄の間に10回渡航した。
もう最初の切っ掛けを思い出すには、はるか昔に思える。

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ワールドカップの共催やドラマの影響で、韓国を意識せざるを得ない時間があった。

私の韓国のイメージは”金大中”しかなかった。
子供の頃東京で誘拐された氏が、韓国内で保護されたと言うニュースだった。
それまで私の世界観は日本があり欧米があり、中国とアフリカだけだった。

そんな中でテレビの画面に写った韓国の町並みが、韓国って外国なのになんで日本と同じなんだろうと疑問を持った。

その程度の興味しかなかった。

当時私は東京の街並みをスナップしていた。
それをブログで公開していたら、韓国の人が見つけて私に連絡をくれた。

”ガイドブックに載っていない東京の写真が見たいんです。”
そんな言葉に応えるように、休日になるとスナップをしていた。

ある時、あなたが撮るソウルも見てみたい、そんなメッセージが届いた。

それが韓国へ行く切っ掛けになった。

実際ソウルの街並みを見ると、どこか懐かしい感じがする。
東京では殆ど見かけなくなった屋台や、なんかお節介な人達。
子供の頃の東京にその姿を重ねた。

どことなく日本と似ている街並み、時々ここは本当は東京なんだ。
私は記憶喪失になって、それまでの記憶がない。
だからこの街に溶け込めない。
そんな錯覚を持つ事もあった。

映し出される街の中に、東京と決定的に違うハングル。
それだけが唯一、異国だと分かる証だった。

そんなソウルへ10回渡航して、なんだか一区切り尽いた気持ちになった。

今はアジアは遠く、インドネシアまで行くよになった。
一回リフレッシュした視点で新たなソウルを発見したい。
次にソウルへ行く日がいつになるだろうか。

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